CTB-W1101
クイックスタートガイド

はじめに

このたびは「BREEZ Book W11 CTB-W1101」を お買い上げいただきまして誠にありがとうございます。 ここでは「BREEZ Book W11」のセットアップと基本的な使い方を説明しています。 お使いいただく前に必ずお読みください。

1. パッケージの内容

BREEZ Book W11 タブレット本体 BREEZ Book W11 専用キーボード
クイックガイド 専用ACアダプタ

2. 各部の名称と機能


番号 名称 機能
1 内側カメラ 液晶画面側のカメラです。
2 背面カメラ 背面側カメラです。
3 タッチスクリーンパネル 写真、ビデオ、その他マルチメディアファイルを視聴したり、タブレットを操作します。
4 マイク 内蔵マイクです。
5 microSDスロット microSDカード(別売)を挿入します。
6 MicroHDMI出力ポート microHDMIケーブル(別売)を接続します。
7 Micro USB 2.0ポート USB機器を接続することが出来ます。(OTG対応)
8 Micro USB 3.0ポート USB3.0機器を接続する事が出来ます。(OTG対応)
9 ヘッドフォン/ヘッドセット端子 3.5mm ミニジャックのヘッドフォン/ヘッドセット(CTIA)対応です。
10 Windowsボタン 「スタートメニュー」を表示します。
11 キーボードガイドスロット キーボードのガイドを差し込みます。
12 キーボード接続端子 キーボードを接続します。
13 スピーカー 内蔵スピーカーです。
14 音量ボタン 音量を調節します。
15 電源/画面ロックボタン 押 し:画面ロック
長押し:電源オン/オフ
16 リセットボタン 本製品を再起動します。
17 電源端子 付属のACアダプタを接続します。

3. microSDカードの取り付け

32GB までの microSDHCカードに対応しています(2016年7月現在)。
標準、miniサイズのSDカードは使用できません。

microSDメモリーカードの端子面を下にして、矢印の方向に向け、microSDメモリーカードをカチッと音がするまで差し込んでください。サポートは128GBのmicroSDXCまでサポート。

4. 本製品の充電

本製品の充電は、付属の専用ACアダプタを使用しておこないます。

1. 付属の専用ACアダプタのDC端子を本製品の電源端子に差し込みます。
2. ACアダプタの電源プラグをコンセントに差し込んでください。
3. 充電中は本製品のLEDが点滅します。

5. 本製品の電源の入れ方/切り方

電源を入れる

本製品側面にある「電源ボタン」を数秒間長押しして、本体の電源をオンにします。 初めて起動した際は、セットアップ画面が表示されます。画面の指示に従ってセットアップをおこなってください。

起動画面が表示され、しばらくすると「ロック画面」が表示されます。


画面左下のWindowsアイコンをタップし(もしくは本体のWindowsボタンを押し)、「スタートメニュー」を表示します。

「スタートメニュー」で再度Windowsアイコンをタップして、「スタートメニュー」を表示し、「電源」をタップします。

「シャットダウン」をタップします。


6. キーボードの取り付け/取り外し

本製品のキーボードは内蔵されているマグネットにより、ワンタッチでタブレットに取り付けることができます。タブレットのガイド穴と、キーボードのガイドが合うように差し込みます。 取り外す場合は、それぞれしっかりと手で押さえてキーボードからタブレットを引き抜きます。

7. 本製品のセットアップ

本製品をセットアップする際は、本体とキーボードを取り付けた状態でおこないます。
本製品をご購入直後、もしくはリセット直後に始めて起動した際に、セットアップ画面が表示されます。
本製品をより使いやすくご活用いただくためには、「Microsoftアカウント」の登録が必要です。
アプリや各種コンテンツのダウンロード、購入時などに必要となりますので、本製品のセットアップをおこなう前にアカウントの取得をお勧めします。

「Microsoftアカウント」の詳細は、以下のページをご確認ください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/

・既に他のパソコン等で使っているMicrosoftアカウント。アカウントを持っていない場合は登録時に使用するためのメールアドレス(新規作成もできます)

・インターネットにWi-Fi接続できる環境と接続設定に必要な情報(ID、パスワードなど)

「言語の選択」 「国・地域の選択」「法的文書」
使用する言語と地域を選択します。画面の指示に従って進んでください。

「Wi-Fiに接続」
利用可能なWi-Fiネットワークが表示されます。接続したいWi-Fiネットワークを選択して、パスワードなどの必要事項を入力し、接続設定をおこないます。

「すぐに使い始めることができます」
個人用設定や位置情報、プライバシーに関する機能などの設定をおこないます。通常は「簡単設定を使う」をタップして進みます。より詳しく設定する場合は画面左下の「設定のカスタマイズ」をタップして、個々の設定を変更します。

「自分用にセットアップする」

Microsoft アカウントの登録をします。アプリや各種コンテンツのダウンロード時などに必要となります。Microsoft アカウントを使用している他のWindows PC等と同じアカウントを使うことで、設定やメール、スケジュールなどの各種データを自動同期することができます。既に「Microsoftアカウント」を持っている場合は、登録してあるメールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力して「サインイン」をタップします。「Microsoftアカウント」をお持ちでない場合は、「作成しましょう」をタップして画面の指示に従ってアカウントを作成してください。「Microsoftアカウント」を使用しない場合は、「この手順をスキップする」をタップします。

※Microsoftアカウントの設定は後からでもおこなうことができます。

「Microsoftアカウント」を登録した場合
「Microsoftアカウント」を登録した場合にはPIN(暗証番号)の設定やMicrosoft社のオンラインストレージ「OneDrive」に関する情報が表示されます。画面の指示に従って進んでください。

※PINを使用しない場合は「この手順をスキップする」を、「OneDrive」を使用しない場合は「規定では、新しいファイルをこのPCにのみ保存」をタップします。これらの設定は後から変更できます。

「Microsoftアカウント」を使用しない場合
本製品を使用するためのローカルユーザー設定をおこないます。「Microsoftアカウント」を使用しない場合は「次へ」をタップすると8番のステップに進み、セットアップが完了します。

※「Microsoftアカウント」を使用しない場合には、7番のステップの「Cortana」に関する画面は表示されませんが「Cortana」を使用することはできます。

「Cortana」
音声アシスタント機能「Cortana」の使用を設定してください。

「完了」
セットアップが完了するまで画面の指示に従ってしばらくお待ちください。
「デスクトップ」が表示されたら以上で本製品のセットアップは完了です。

8. スタートメニュー

「スタートボタン」を押すと、タイル状のアイコンが並んだ「スタートメニュー」が表示されます。それぞれのアイコンタイルをタップすると、アプリケーションが起動します。画面を上下にスクロースすることで表示範囲を移動する事ができます。 画面を左にスクロールするか、画面下部の「すべてのアプリ」を選択すると、本製品にインストールされているアプリの一覧画面を表示します。

「デスクトップ」で画面左下のWindowsアイコンをタップ、または本体のWindowsボタンを押すと「スタートメニュー」を表示します。「スタートメニュー」にはアプリやプログラムをタイルとしてピン留めしたり、タイルの移動や再グループ化をおこなったりして、自由にカスタマイズすることができます。

※画面は出荷時の物です。スタートメニューのアイコンタイルは自由に動かす事ができます。

画面右下のアイコンをタップすると、右側に「アクションセンター」が表示されます。「アクションセンター」は、本製品に関する様々な通知を確認する事ができる他、下側の「クイックアクション」を使用して本製品の各種設定をおこなうことができます。

9. アプリビュー

「アプリビュー」では、本製品にインストールされたすべてのアプリやプログラムを表示することができます。「アプリビュー」を表示するには「スタートメニュー」の下部「すべてのアプリ」をタップします。

「スタートメニュー」で画面左下のWindowsアイコンをタップ、または本体のWindowsボタンを押すと「スタートメニュー」を表示します。「スタートメニュー」にはアプリやプログラムをタイルとしてピン留めしたり、タイルの移動や再グループ化をおこなったりして、自由にカスタマイズすることができます。

よく使うアプリやプログラムを、「スタートメニュー」またはデスクトップのタスクバーにタイルやアイコンとして「ピン留め」することができます。

「アプリビュー」を開きます。

固定したいアプリのアイコンを2秒間以上長押しして離すとメニューが表示されます。

ピン留めしたい場所を選択します。選択した場所にアプリのタイルまたはアイコンがピン留めされます。

ピン留めしたタイルを長押しするとタイルの編集メニューが表示されます。また、タイルをドラッグして配置場所を変更することができます。

アプリのピン留めを解除するには、以下の方法でおこなってください。ピン留めの解除とアプリのアンインストールは異なります。ピン留めを解除してもアプリ本体は削除されません。

ピン留めを解除したいアプリのタイルを長押します。選択しなおす場合、スタートメニューもしくは、アプリビューで空きスペースをタップします。

タイルの編集メニューが表示されるので、斜め上に表示される「ピン留めを解除」アイコンをタップします。

固定を解除したアプリは、デスクトップのタスクバーに表示されなくなりますが、アプリビューで確認することができます。

10. 画面のロック/ロック解除とサインインについて

本製品は電源を投入した起動後や、スリープ状態から復帰した時には、誤動作を防ぐために画面がロックされます。画面のロック、およびロックの解除は以下の手順でおこないます。

本製品の電源がオンの状態で電源ボタンを短く押すと、画面をロックします。また、一定時間操作のない状態が続くとスリープモードになり、画面が自動的にロックされます。

本製品の電源をオンにした直後や、本製品がスリープモードの時に電源ボタンを短く押すと、ロック画面が表示されます。 下から上に向かってスワイプすると「サインイン画面」に切り替わります。パスワードを入力して「サインイン」をタップしてロックを解除します。 アカウントにPIN(暗証番号)が設定されている場合は、「サインインオプション」をタップするとサインイン方法を選択することができます。

ローカルアカウントを「Microsoftアカウント」に切り替えます。

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「設定画面」が表示されたら、「アカウント」、「メールとアカウント」の順にタップし、「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」をタップします。

「Microsoftアカウント」に設定したメールアドレスとパスワードを入力して「サインイン」をタップします。画面の指示に従って設定を完了してください。

アカウントにパスワードやPIN(暗証番号)を設定することで、よりセキュリティを高める事ができます。

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「設定画面」が表示されたら、「アカウント」、「サインインオプション」の順にタップし、「パスワード」または「PIN」の「追加」をタップします。

※「PIN」を設定するには、アカウントに「パスワード」が設定されている必要があります。

それぞれ必要な項目を入力して設定します。

11. Wi-Fi(無線LAN)の設定

Wi-Fi(無線LAN)アクセスポイントへの接続設定は以下の手順でおこないます。

※WPS等の自動設定機能には対応していません。設定をおこなう前にご利用のWi-Fiアクセスポイント名と接続パスワードなど必要な情報を確認してください。

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「設定画面」が表示されたら、「ネットワークとインターネット」、「Wi-Fi」の順にタップします。本製品が接続できるWi-Fiアクセスポイントの一覧が表示されます。接続したいアクセスポイントを選択して「接続」をタップします。

アクセスポイントのセキュリティキー(接続パスワード)を入力して、画面の指示に従って設定を完了します。

設定が完了したらアクセスポイント名の下に「接続済み」と表示されます。
※Wi-Fiネットワークに接続していると、ステータスバーにWi-Fiの接続マークが表示されます。

12. デスクトップモードとタブレットモード

本製品はタブレットとして単体で使用する他、専用キーボードを接続して一般的なノートPCと同じように使用することができます。また、Windowsの標準機能として、それぞれの使い方に最適な「タブレットモード」と「デスクトップモード」に切り替えて使用することができます。


画面右下のアイコンをタップして「アクションセンター」を表示します。

「タブレットモード」パネルをタップして切り替えます。

13. 文字の入力

本製品の文字入力は画面上に表示されるソフトウェアキーボードによっておこないます。基本的な文字入力の方法を以下で説明します。

【ご注意】

ここで説明する文字入力の方法は「タブレットモード」での使用を前提としています。「デスクトップモード」でも同様な操作は可能ですが、専用キーボードを接続して通常のノートPCと同じ操作で文字入力をおこなうことをお勧めします。

画面上で文字入力用の枠をタップするなど、文字入力が必要になると、自動的にソフトウェアキーボードが表示されます。

番号 名称 機能
1 スクリーンに固定 ソフトウェアキーボードをスクリーンの横幅一杯に表示します。
2 終了 ソフトウェアキーボードを消去します
3 記号&数字 記号と数字キーに切り替えます。
4 絵文字 絵文字キーに切り替えます。
5 日本語/英語 日本語入力と英数字入力を切り替えます。
6 キーボード配列 キーボード配列を切り替えます。

14. メールを使う

「スタートメニュー」から「メール」をタップします。

番号 名称 機能
1 新規メール 新たなメールを作成します。
2 アカウント メールアカウントを選択します。
3 フォルダー メールフォルダーを選択します。
4 予定表 「予定表」アプリに切り替えます。
5 設定 「メール」アプリの設定をおこないます。
6 検索 メールボックス内の検索をおこないます。
7 同期 メールの同期をおこないます。
8 選択モード メールの選択と編集をおこないます。

15. 写真・動画を撮る

「すべてのアプリ」から「カメラ」をタップします。


番号 名称 機能
1 カメラ切り替え 背面カメラと液晶面カメラを切り替えます。
2 撮影メニュー ホワイトバランス・ISO感度・シャッタースピードなどを設定します。
3 メニュー カメラアプリのメニューを表示します。
4 ビデオ 動画撮影に切り替えます。
5 シャッターボタン カメラアイコンをタップすると撮影します。

16. 本製品をカスタマイズする

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「設定画面」が表示されたら、「パーソナル設定」、「背景」の順にタップします。「プレビュー」で確認しながら「背景の種類」「画像」「背景の調整方法」を選択します。

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「設定画面」が表示されたら、「パーソナル設定」、「色」の順にタップします。「プレビュー」で確認しながらアクセントカラーを選択します。

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「設定画面」が表示されたら、「パーソナル設定」、「ロック画面」の順にタップします。「プレビュー」で確認しながら「背景の種類」とロック画面の時に情報を表示するアプリを選択します。

17. アプリを追加する

「ストア」からアプリをインストールすることで、本製品に色々な機能を追加する事ができます。

【ご注意】

「ストア」を利用してアプリやコンテンツをダウンロードするには、事前にMicrosoftアカウントの登録が必要となります。また、アプリや各種 コンテンツのダウンロードには大きなサイズの通信量が必要となります。モバイルネットワーク通信ではおこなわず、Wi-Fi接続のご利用を強くお奨めいた します。


スタートメニューから「ストア」をタップします。

追加したいアプリやコンテンツのアイコンをタップし、詳細画面から「無料」または金額の表示をタップすると、購入手続き、ダウンロードへと進みます。

18. 音声アシスタント「Cortana」を使う

Windowsに標準搭載されている音声アシスタント「Cortana」を使った検索方法を説明します。

「検索ボタン」をタップするか、「スタートメニュー」または「すべてのアプリ」から、「Cortana」をタップします。

番号 名称 機能
1 ホーム 「Cortana」のホームです。ニュースや天気などを表示します。
2 ノートブック 「Cortana」の設定や「Cortana」の「ホーム」に表示する情報の設定をおこないます。
3 リマインダー あらかじめ登録した予定をスケジュールに沿って通知してくれます。
4 ヘルプ 「Cortana」のヘルプを呼び出します。
5 検索ボックス ボックスをタップして検索したい語句を入力します。
6 音声入力 アイコンをタップして音声入力を開始します。

「何でも聞いてください」の「検索ボックス」枠内に検索したい語句を入力するか、「音声入力」アイコンをタップして、「聞き取り中」と表示されたら本製品に向かって話しかけてください。

検索結果が表示されます。結果の中から読みたいものをタップします。

19. 本製品を初期化する

「スタートメニュー」から「設定」をタップします。

「更新とセキュリティ」、「回復」から「このPCを初期状態に戻す」の「開始する」をタップします。

初期化のオプションを選択します。

初期化が開始されます。初期化が完了すると「セットアップ画面」もしくは「デスクトップ」が表示されます。

【ご注意】

初期化中は画面に表示される指示に従い、初期化が完了して「セットアップ画面」もしくは「デスクトップ」が表示されるまで、本製品の電源を切ったり、操作などを絶対に行わないでください。端末が破損する場合があります。